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2017/10/20

首が痛い(頚部の寝違え)いくつかのパターン

まだ10月中旬なのに雨が続き寒いですね。

急に寒くなっていますので、急な痛みを主訴とされる患者様が増えてきています。

多いのはぎっくり腰と首の痛み(寝違え様の症状)です。

寝違えに似た症状にはいくつかのパターンがあり、痛める筋肉がいくつかあります。

肩甲挙筋

頚椎から肩甲骨に付着する筋肉です

頚板状筋

下位項靱帯、上位胸椎、第七頚椎棘突起から後頭骨に付着します(複雑なので起始・停止は簡単に)

僧帽筋や頭半棘筋などの頚椎・胸椎棘突起付近


これらを痛めることが非常に多く、しっかり治療すればかかっても数回で改善していきます。

3つの部位を挙げましたが、頚板状筋を痛めることは他の2つの筋肉よりも少ないです。

よく寝違えを起こす人は肩甲挙筋と僧帽筋や頭半棘筋の棘突起付近に慢性的な強いコリをもっています。(コリを感じていなくても)

そのコリが冷えや急な動作(寝ているときも含め)により痛めてしまうのです。

寝違えに似た痛みは、慢性化しにくいですが、長引けば治りが悪くなります。

急性期であれば1回~3回の治療で改善します。

長引かせないためにも早めの治療をオススメいたします。


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