手首で比較してみましょう。
皆様、違いがわかりますでしょうか?
手首が痛い=腱鞘炎と思い込んでいらっしゃる方がほとんどだと思いますが、腱鞘炎ではないケースもすごく多いです。
まず、手首が痛い=腱鞘炎ではなく、腱炎が多いと認知してください。
では、テーピングですが、上図が有効だと考える方が多いと思います。
ですが、それは間違えです。
上図のようなバンド状の組織は人には存在します。それを持ってしても手首を痛めてしまうのが人なのです。
腱のたわみを防ぐバンド状の組織を屈筋支帯や伸筋支帯といいますが、これでは腱のたわみを防ぎきれません。
上の写真は支帯の上にそれを補強するためにテーピングをしている状態です。
防ぎきれないたわみがあるのに同じところに同じような補強をしてもほとんど効果はありません。
単純に固定され、可動域が狭くなるので多少の効果はあります。
下の写真はどうでしょう?
よくわからないと思いますが、支帯では防ぎきれないたわみを見事に防いでくれます。
支帯と併せると十字のような形になります。
ダンボールをまとめるときには十字に紐で結びますよね。
物理的にたわみが減ることがよくわかります。
また、下の写真のようなテーピングはただ同じようにやっても効果が半減する可能性があります。
ただしいテーピング方法は後日アップいたします。
早く知りたい方はご来院の際にお申し出ください。
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