本日は『腰・殿部・股関節』の痛みで苦しむ患者様が来院しました。
病院での検査では、軽度の器質的変化が認められましたが症状との因果関係はほとんどないと判断しました。
ただ、3ヶ月以上経過していて症状もかなり強いようでしたので、当院では10回以上かかると判断しました。
特に股関節が関わっているケースでは、週2回もしくは5日に1回のペースで来院いただくのが望ましいです。
股関節が痛い!と来院される患者様は多いのですが、実際のところ股関節ではないことがほとんどです。
今回のケースも股関節ではありませんでした。
股関節はこの部分です。
多くの方はこの部分に主訴があります。
本当に股関節であれば基本的には鼡径部に痛みを訴えます。とはいえ、鼡径部に主訴があるとしても実際に股関節に痛みの原因はなく、内転筋や腸腰筋に原因があることのほうが圧倒的に多いです。
先天性股関節脱臼や画像診断で明らかな股関節唇の損傷がある場合を除けば、股関節周囲の筋肉や靭帯などが原因と思っていただいて結構です。
治療も簡単です。早期に治療を開始すれば治るのも早いです。
3ヶ月以上経過している場合には、多くは10回以上かかってしまいますので、それなりの覚悟をもって治療を受けていただく必要があります。
患者様自身の本気度も大切になってきます。
患者様の本気にはこちらも本気で立ち向かってまいる所存であります。
腰痛・股関節痛で苦しむ方は是非ともご相談ください。
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