当院のエコーでは坐骨神経も観察できます。
坐骨神経は梨状筋の下から出て、膝裏上部で分かれて下腿の後面と側面、前面に分布していきます。
坐骨神経は1本の神経ではなく、脛骨神経と総腓骨神経の2本が束になっています。
知っていました?
また坐骨神経は仙骨神経叢が起点となっています。
坐骨神経痛は腰部ヘルニアor脊柱管狭窄症があることが大前提となります。
また神経痛の定義は24時間同じ痛みや痺れが継続します。
梨状筋症候群などもありますが、細かいことは除外していただいて良いです。
腰部ヘルニアや狭窄症がないのに坐骨神経と診断したり、個人で判断したりしている方が多いです。
ヘルニアありますか?狭窄症ありますか?
24時間同じ症状ですか?
当てはまらなければ坐骨神経痛ではありません。
9割は筋肉が原因であり、坐骨神経痛ではありません。
言わば、坐骨神経痛様の症状です。
原因として多いのは、大殿筋・中殿筋・小殿筋・前脛骨筋・長趾伸筋です。
坐骨神経痛と診断され当院に来院される患者様の多くは慢性化している状態です。
慢性化していなければ3回前後の治療で治ります。
慢性化していれば10回前後の治療が必要な場合も少なくありません。
とにかく早い治療が必要です。
ご相談ください。
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