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2017/12/19

超音波エコー導入に向けて

当院の肥沼はH30超音波エコー導入に向けて活動することを決意いたしました。

私はこれまで臨床トリガーポイント協会を中心に様々な鍼灸技術を学んできました。

施術の際には、これまで培った『知識・技術・経験』に基づきある程度の予測をもって施術をしております。

●指から感じる違和感をもとに患者様の感覚を確認し、認知覚は出ているのか?

●症状や問診から予測した症状の原因部位を患者様の身体を触察し認知覚はでるのか?

など、全て予測もしくは確信ある中での予測で結果を残してまいりました。

ただ、治らなかった症状があるのも事実であります。

それを見過ごしても当院はやっていけるのも事実です。

しかし、施術家としてはやはりその数少ない治らなかった症例は心に強く残っているのです。

超音波エコーを導入して、その治らなかった症例を治すことが確実にできるというわけではございません。

ただ、治らなかった症例の患部を自分の目で確認できたら何が見えるのか?もしかしたら鍼灸適応症ではなかったかもしれません。

また、自分の指や鍼から感じる違和感!!この部位を自分の目で見たら何が見えるのか??

それらを知ることで今後の技術向上、施術の成績を上げることにつながっていくと信じております。


では超音波エコー導入で何ができるの?

筋膜の癒着部を見つけ出し、エコーを見ながら施術することができます。

これにより、神経、血管、肺の近くでも、安全で確実な施術が可能です。

また炎症所見や鍼灸不適応症も鑑別することができるようになります。

患者様への説明もある程度の予測ではなく、目で見えるものになっていきます。


超音波エコー導入には、今後セミナーや勉強会など施術日を削る場面が出てくると思います。

ホームページには掲載いたしますが、皆様にはご迷惑をおかけするときがあるかと思います。

あきつ鍼灸治療院の肥沼の技術向上だと思いご容赦くださいませ。

来年導入できるかわかりませんが、頑張っていきたいと思っております。

痛み・シビレなど急性・慢性症状で悩んでいる患者様を少しでも減らしていくために。

 

何卒よろしくお願いいたします。


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