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2025/03/30

なぜ保育士は手首を痛めやすいのか?共通する動作と予防法

保育士に多い手首の痛みの原因とは?

当院には多くの保育士の方が来院されますが、共通して訴えられるのが手首の痛みです。特に親指側の痛みを感じる方が多く、その原因を探ってみると、長母指屈筋・短母指屈筋・母指対立筋の負担が大きいことが分かります。

保育士の手首に負担がかかる理由

保育士の仕事は、子どもを抱っこしたり、おむつを替えたり、制作物を作ったりと、手を酷使する動作が多く含まれます。特に以下のような動作が、親指周りの筋肉に負担をかけています。

• 抱っこやおんぶ

→ 子どもを支えるときに、親指をしっかり使うため長母指屈筋が酷使される。

• オムツ交換や衣服の着脱

→ 親指と他の指を使ってしっかり掴む動作が多く、短母指屈筋や母指対立筋が疲労しやすい。

• イベント制作・工作作業

→ ハサミやカッターを使う際、親指に力を入れ続けるため、筋肉が硬くなりやすい。

手首の痛みを放置するとどうなる?

親指周辺の筋肉が硬くなり、使い続けることで炎症を起こすと、腱鞘炎に発展する可能性があります。腱鞘炎になると、手を動かすだけで痛みが出るようになり、仕事にも支障をきたしてしまいます。

また、親指の筋肉の負担が増えることで、手首全体のバランスが崩れ、手根管症候群(手のしびれを引き起こす症状)につながることもあります。

手首の痛みを軽減するセルフケア

手首の負担を減らすために、日頃からできるセルフケアを取り入れましょう。

① 親指のストレッチ

• 反対の手で親指をつかみ、軽く後ろに引く

• 10秒キープ×3回

② 手首のマッサージ

• 親指の付け根を反対の手でつまみ、円を描くようにほぐす

• 30秒ほど行う

③ サポーターの活用

• 手首に負担がかかる仕事のときは、親指や手首をサポートするサポーターを使用

鍼灸でのアプローチ

当院では、手首の痛みを改善するために、長母指屈筋・短母指屈筋・母指対立筋への鍼施術を行っています。これにより、痛みの抑制を促し、筋肉の緊張を緩和し、痛みの改善を目指します。

もし手首の痛みが続くようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

痛みがひどくなる前に、早めのケアをすることが大切です!
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