「エビデンスがないから信用できない?」
鍼灸はエビデンスに乏しいと思っている人は結構いると感じています。
そう言いたくなる気持ちも分かります。でも私たちは、目の前のたった一人を救うために、日々全力で向き合っています。
科学的根拠、統計データ、それは大切です。けれど、それだけで人が癒えるなら、こんなにも多くの人が「不調」に悩まされているはずがない。
私たちの現場には、数字にできない回復があります。
「もうダメだと思ってたけど、ここに来て楽になった」
そんな声の積み重ねが、私たちにとって最大のエビデンスです。
もちろん、すべての症状がすぐに改善するわけではありません。
どんなに真剣に施術しても、期待通りに変化が出ないこともあります。
でも、だからこそ、私たちは立ち止まらない。
「あの刺激でよかったのか?」
「他にできることはなかったか?」
そんな問いを毎日繰り返し、自分の手技や考え方を磨き続けています。
医学は科学でありながら、人の営みでもあります。
私たちは人間を診ている。
だからこそ、あなたのその痛みや苦しみに、真正面から向き合えるんです。
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