自律神経の乱れはホメオスタシスの崩壊の始まり
「検査では異常がないけれど、なんとなく不調が続く…」
そんなとき、よく耳にするのが「自律神経の乱れ」という言葉です。
最近ではあまりにも聞き慣れて、「都合のいい言葉じゃないの?」と思われがちですが、実はこの自律神経、私たちの健康にとって欠かせない存在なんです。
自律神経 = ホメオスタシス(恒常性)を保つ鍵
ホメオスタシスとは、私たちの体の状態を常に安定させようとする働きのこと。
このホメオスタシスを保っているのが、自律神経です。
たとえば…
- 寒いと震えて体温を上げる
- 暑いと汗をかいて体温を下げる
- 血圧や血糖値を調整する
こうした生命維持に欠かせない調整役を、自律神経が担っているのです。
自律神経はストレスにとても弱い
現代はまさにストレス社会。
職場のプレッシャー、人間関係の悩み、睡眠不足や情報の過多…。
これらが積み重なることで、自律神経は簡単にバランスを崩してしまいます。
自律神経が乱れると、こんな症状が出やすくなります。
- 寝つきが悪い・眠りが浅い
- 胃腸の不調
- 動悸や息苦しさ
- 慢性的なだるさ・倦怠感
- めまいや頭痛
※自律神経が乱れるということはホメオスタシス崩壊の始まりです
鍼灸は自律神経にアプローチできる治療法です
鍼灸は、身体にやさしくアプローチしながら、自律神経のバランスを整える治療法です。
リラックス効果が高く、施術中に眠ってしまう方も多いほど。
身体が本来のリズムを取り戻し、ホメオスタシスが正常に働き出すことで、不調の根本改善を目指せます。
「なんとなく不調」を放置せず、まずは自律神経を整えることから始めましょう?
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