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2018/04/17

半月板嚢胞|シビレ・脱力や画像診断で異常がみられても鍼治療を

病院で半月板嚢胞と診断され、オペをすすめられている患者様が来院しています。

半月板嚢胞腫と半月板嚢胞があるようですが、鍼灸院では少ない症例になりますので、あまり詳しくはありません。

3/23:初診で来院されました。

3/27:2回目の来院で、変化はなし

4/10:3回目の来院で、前回の施術で少し改善があったようです。

画像診断で異常がみられオペをすすめられている状況でも、鍼治療で改善がみられた場合には鍼治療を続けていくことをオススメします。

なぜなら、痛みの原因が100%器質的な病変からくるものであれば、鍼治療は全く効かないからです。

改善の見込みが1%でも有り、毎回少しでも改善がある場合には治療を継続しなければもったいないです。


以前、仕事の大怪我で『血管断裂・神経損傷』で手の感覚があまり感じられないといった患者様の治療をしたことがあります。

もう10年以上経過していたので、なんとも言えない状況でしたが、週1回の治療を続けていったところ、かなりの手の感覚が戻ってきました。

神経の損傷は1日1mmずつ修復されていきますが、10年たっていて治っていない場合には不可逆的な損傷となります。

ですので、このケースでは不可逆的な神経損傷が鍼治療によって修復を促したと言えます。


最近では、シビレ・脱力といった明らかに神経症状の患者様も来院されています。

その方は1回の施術でかなり改善されています。

まぁこんなケースは希で、3~4回は全く変化なしといった症例のほうが多いです。


このように、鍼治療が効くか曖昧な症状はあるのですが、しっかり改善している症例もあります。

こういった症状に対しては、こちらも『治療をやってみるしかない』としか言えません。

治療をやるからにはこちらは本気で向き合います。

あとは患者様自身の症状に対してどれだけ治したいかの本気度になってきます。

難しい症例や慢性化している症状ではやはり3~4回で改善というわけにはいきません。

どんな症状でも5回~10回の間に改善がみられます。

改善がみられた場合には、継続していくしかありません。

治していくためには患者様の本気度も大切になってきます。

何卒よろしくお願いいたします。


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