本日は3名の新規の患者様にご来院いただきました。
①急性の頚部痛
②頚部から背部の痛み
③逆子
今年に入って例年よりも逆子の患者様が多いです。
急性の頚部痛の患者様におきましては手技では激痛を伴うため、エコーを使用し細かい施術をしました。
頚部から背部にかけての疼痛でしたので主に背部の施術にエコーを使用しました。
一部の治療家からは「エコー使わないと狙ったところに鍼打てないんじゃねーの?」という意見が耳に入ります。
私としては逆に筋肉も脂肪も程よくある患者様に対して肋間筋ギリギリまで鍼打てますか?
答えは決まっているのです。
NO!です。
座骨神経のギリギリかすめる程度に鍼を打てますか?
答えはNO!なのです。
座骨神経に鍼を当てるのは簡単です。
ですがギリギリで座骨神経を避けて鍼を打つことは不可能です。
ですからエコーを「的確に狙った筋肉に鍼を打つ」ために導入しているという勝手な妄想はやめていただきたいものです。
申し訳ありません。
話が逸脱しすぎましたね。
あっ!もう一つ。
エコーを批判される無知な先生にお尋ねします。
主要な動脈スレスレに鍼打てます?
これも答えはNO!です。
動脈ギリギリにトリガーポイントが形成されていたらどうするんですか?
答えは簡単でリスクを回避して適当な言い訳をして結局患者様の症状は改善せずに、「あぁあの患者さんは心因性疼痛だから」と治らない患者様のせいにするのです。
そういった治療家は治らない患者様は全て心因性疼痛だったと決めつけるのです。
私はそんな先輩方を見てきましたよ。
もちろん心因性疼痛の方はいますし、なぜか治らない症例もあります。
最もやってはいけないのは心因性疼痛だったと決めつけるマインドです。
治療家は治らなかった症状をなぜ治らなかったか考察し仮説を立て、次に同じような患者様が来院した際にどうするのかを考えて施術することでスキルアップします。
自分の技術を過信して治らない患者様を全て心因性疼痛で片付けてしまっては、たとえ繁盛治療院を経営していたとしても、経営者として成功していたとしても治療家としては失格ですよ。
私は患者様が通院していただける間は諦めませんよ。
もちろん最終的に治らない患者様もいます。
ですが治らなかったことから考え学びます。
決して心因性疼痛だからと進歩のない治療家ではありません。
申し訳ありません。
熱くなりました。
とにかく本日は3名の新規の患者様にご来院いただき感謝いたします。
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