脊柱管狭窄症のオペをして足の痛みや痺れが全く取れない患者様が、当院には多く通院されています。
ヘルニアは、最近では保存療法が一般的ですから、ヘルニアがあり足の症状で来院される患者様のほとんどはオペはしていない状況です。
脊柱管狭窄症も10年後には保存療法が一般的になるでしょう。
足が痺れる痛い=ヘルニア
少し歩くと足が痛い=狭窄症
なぜこうなってしまうのでしょう。
画像でヘルニアや狭窄を確認できてしまうからですよね。当たり前です。
ですが、ヘルニアが神経を圧迫してる様子は確認できないのです。
狭窄はあるけど実際に脊髄を圧迫している様子は確認できないのです。
圧迫しているだろう。
という曖昧な状態です。
オペをしても痛み痺れが全く変わらない患者様が多いわけですから、圧迫していないことが多いのです。
無症状性ヘルニア・無症状性狭窄というわけです。
まだまだ認知されていませんね。
大人になると先入観が強いです。
ヘルニアと思い込んでいる(実際にヘルニアはあるのだが)人に足の痛み痺れはヘルニアとは無関係ですよ!と説明しても「はぁ?」というリアクションがほとんどですね。
じゃあなぜオペをすすめられないんですか?
ヘルニア治療の歴史でオペしても症状が取れないことがほとんどですから、医師もオペはしたくないんです。
狭窄症もいずれそうなります。
足の痛み痺れは、まず鍼治療を受けましょう。
急性の神経症状があるケースを除いて。
ご相談ください。
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