1. HOME > 
  2. 院長ブログ > 
  3. RICE処置
2018/01/19

RICE処置

RICEとは、『Rest安静』『Ice冷却』『Compression圧迫』『Elevation挙上』これらの4つの頭文字を用いた外傷の応急処置法です。主にスポーツの現場で使われるものですが、一般の人でも草野球やフットサルなど外傷を引き起こすような趣味をお持ちの方も多いと思うので覚えておくと良いと思います。

外傷にも程度がありますので、明らかにやばい!という場合以外は挙上は必要ないと私は考えています。

特に重要と考えているのは『冷却(アイシング)、圧迫』です。

圧迫しながらアイシングをするのが基本です。しっかり圧迫しながらアイシングを行うと、痛い→温かい→ピリピリする→感覚がなくなるといった感覚の変化があります。

感覚がなくなるまで行うのが正しいアイシングです。

肉離れ・捻挫・膝痛・肩痛などこの圧迫アイシングは一般の人にも使える知識です。

99%の人は間違ったアイシングをしています。

アイスノンでもいい??という質問は多いですが、答えはyes!です。

でも圧迫して感覚がなくなるまでアイシングしてください。

今まで当院に来られる患者様で感覚がなくなるまでアイシングをしている人に出会ったことがありません。

スポーツ経験者でもしっかり圧迫して感覚がなくなるまでやっていないのは驚きですが、重要なことです。

必要な場面がありましたら是非ともやってみてください。


関連する記事