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2017/07/07

半月板損傷と診断され、手術しかないと言われた患者様

H29、6月より、5年前に半月板損傷によりオペしかないと診断されている患者様が通院しております。

まだ全快ではありませんが、かなりの改善を確認しております。

見解としては「主訴である膝の痛みは半月板損傷からくるものではなく軟部組織からくる痛み」です。

そもそも半月板には痛覚がないという説があり、半月板損傷による疼痛はありえないという見解もあります。

当院としは、すでに病院でそういう診断を受けていましたので、「半月板損傷の痛みでなければ鍼灸治療で改善するので5回~10回目安に治療を受けていただき、少しでも改善があれば続けましょう」という計画で治療を開始いたしました。

現在、快方に向かっていますので治療継続中です。


鍼灸治療でヘルニアが治ったとか半月板損傷が治ったなどということをよく耳にするのですが、実はそれは間違いです。

鍼灸治療でヘルニアも半月板損傷も治りません。

そもそも痛みの原因が、ヘルニアや半月板損傷に無かったということになります。

ヘルニアや半月板損傷を痛みの原因としてしまったことが間違いだったということです。

病院では痛みやシビレの原因を画像でしか診断できません。

筋肉、筋膜、靭帯、腱、骨膜などの軟部組織が発生させる痛みやシビレを見つけられないので、しばしばこういった診断ミスが起きます。

ただ、病院での画像診断が正しいこともあるので、全て否定することはできません。

痛み・シビレはすごく複雑なので難しいです。


痛みやシビレの原因のほとんどは軟部組織が原因だと思っていただいて構いません。

最初の治療は病院でも、鍼灸院でも構いませんが担当する先生の説明通りに通院してもなかなか改善がない場合には別の治療に切り替えてください。

特に病院では治らなくても何も説明もないまま何ヶ月も通院してしまうケースがあります。

病院での画像診断は間違っている可能性があることを覚えておいてください。


 

とにかく病院で診断が確定していても絶対に諦めないでください。

オペをしても結局症状が消えないという例は大変多いのです。

オペをするのは簡単ですから、オペを検討する前に鍼灸治療をお試し下さい。


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