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2017/05/25

摂食障害(過食・拒食)

摂食障害は食行動の重篤な障害で、一般に拒食症(AN)と過食症(BN)のふたつが言われます。

ANは10~19才に多く40才以上は希で、90%が女性です。

ダイエットや胃腸症状、食欲不振を切っ掛けとして発症します。

発症前に心理的社会的ストレスを経験しているケースがほとんどです。

BNは20~29才に多く、90%が女性です。

多くは発症前にダイエットを経験し、ANから移行することもあります。

体重増加を防ぐための絶食や嘔吐、下剤・利尿剤の乱用などの代償行動を行います。

摂食障害には基準がありますが、その基準に合致しない摂食の障害を特定不能の摂食障害といいます。

西洋医学では、カウンセリングや投薬、認知行動療法など様々な治療がありますが、改善しない例もあります。

トリガーポイント療法では頸部のトリガーポイントを刺激することで自律神経が調整されます。

摂食の中枢は視床下部にあります。 自律神経の中枢も視床下部にあります。 自律神経を調整することで、ストレスを緩和し、中枢が同じ摂食のバランスもとれます。

トリガーポイント療法をすることで次第に摂食も正常に戻っていきます。

心療内科・精神科を受診されている方がほとんどですが、もし改善があまりみられないようでしたら一度ご相談ください。 きっと力になれると思います。


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